4月の暖かい日に簡易金継ぎ教室行ってきました。
2年ほど前に、備前の体験教室で作ったの5寸平皿と、黎明さんの帯小紋平皿。
欠けたのはショックですが、どんな風に出来上がるのかワクワク。
金継ぎとは、割れたり、欠けたりした焼きものを漆を使って接着・修復して、金などで装飾する日本独特の修繕方法だそうです。ものを大切にあつかい、再生させる心は、日本文化のすばらしいところではないでしょうか?
さっそく一緒に来ていた方のうつわたちを観察。素敵な古伊万里や繊細な絵付けの陶磁器、スタイリッシュな作家さんのものをお持ちでした。みなさん愛着があるんですね~。
いよいよ教室スタートです。
まずは、材料の説明とどこで買えるか、金額まで詳しく教えていただく。
手順に沿って、うるしやパテで欠けた部分を修復し、金属粉を塗り、あとは乾かします。
ここまでの所要時間約1時間ほど。
割れの程度にもよりますが、実際の作業時間はそれほど多くはない感じでした。ただ、乾かしたり待つ時間が長いので金継ぎするときはまとめてするほうがいいかも。
待っている時間はおしゃべりの時間。
陶器市の情報やお手入れ方法、カビが生えてしまったときの対処方法など質問タイムになっていました。ふむふむ。勉強になります。
30分ほど待って出来上がりました!素敵な仕上がりに感動~。
自分で修繕したのでさらにうれしい。
絵付けでも金や銀がまた違う趣きを出してくれます。
なんだか学生のころの工作の授業に出ているようでとても楽しかったです。
これでいつでも修繕できるわ!!(って出来れば割らないほうがいいんですけどね。)
■Before
■After
金継ぎ教室行ってきました
Posted in: 陶器 うつわ
– 2012/05/04