京都土産の定番 ちりめん山椒 や佃煮、濃縮液体だし醤油「京だし」などなど
素材本来の味を活かした食を提供する津乃吉さんへお邪魔させて頂きました。
津乃吉さんの歴史は古く、明治初め米穀商を営んでいた初代から
現社長の吉田和親さんが店を引き継ぎ、米穀商の将来を見据え
佃煮事業を独学で学び、新しく始められた事業が佃煮の専門店。
創業当初から化学調味料や添加物を一切使わない
こだわりの物造りが多くの方に支持されています。
京都にはちりめん屋さんはたくさんありますが
津乃吉さんにはちりめん以外にも食欲をくすぐるたくさんのお品があるんです。
看板商品のちりめん山椒、佃煮、だし、ポン酢、煮豆・・・更に新商品も!!
どれを買おうか?
色々とあるので、迷ってしまいます。
事前に津乃吉さんのホームページを見ていて
一番気になった商品がが 万能調味料の「京だし」
京都の料理人が認めた
看板商品の「ちりめん山椒」を作るときに出来た「じゃこだし」
何十年継ぎ足し使っている「昆布だし」、他数種類の厳選素材を使った逸品。
まさにここ、津乃吉しか作れない「だし」 なんです。
購入して帰って早速調理!
蓋を開けるとふわっとかつおの香りが
素材が生きている!!そんな強烈な印象です。
お吸い物や野菜のあえ物の味付けに
お豆腐に醤油代わりにかけて頂いてみました。
しっかりとした味だけど、すご~く優しい味。
今後の料理が楽しみになる お勧めのだしです。
津乃吉さんでは、ギフトやネット販売、卸売など様々なチャネルで販売されていますが
大切にされているのが店頭販売。
店頭ではお店の方とお話をしながら
色々と試食させて頂けるんです。
お客様の中には北海道や沖縄からも、わざわざ足を運んでこられる方もいらっしゃるそうです。
店で頂いたのが
看板商品のちりめん山椒、海苔ちりめん、柚子ちりめん、黒豆煮
山椒が苦手な方でもまろやかに頂ける
海苔ちりめんはお勧め!(海苔ちりめんは山椒は入っておりません)
次に新商品のかつお味噌・かつおじゃーきー
なになに、今までに食べたことないけど、懐かしい味
これまた、旨い!ご飯が欲しい!
更に開発中の野菜ジャム4種(にんじん、ごぼう、セロリ、梅)
こんなに試食させて頂いて、コース料理の最後のデザートみたい(笑)
どれもとっても美味しく頂きました。
日本の伝統的な食文化 ”だし” を原点に
古くから親しまれてきた味に加えて、現代の食卓に合った
新しい味を次々に表現されている津乃吉。
国産原料の益々の高騰など
こだわりの厳選素材を使う店には悩ましい課題が色々とありますが
日本古来のだしの文化を受け継ぎ、美味しい素材を提供し続けていきたいと
熱い想いを語って頂きました。
接客、お話を伺わせて頂いた 吉田大輔さん
現社長の吉田和親さんの息子さんで大学卒業後、食品会社に務めた後
昨年から社員として働いており
販売、商品開発、津乃吉の商品をより多くの方に知ってもらえるよう
ブランディング、マーケテーティングに力を入れていらっしゃいます。
商品毎のパーッケージや冊子も色々と工夫されており
購入して買って帰った後の楽しみも色々とありました。
こちらは買った方のお楽しみなんでご紹介は割愛させて頂きます。
津乃吉の商品を使って作る料理レシピもお勧めですよ!
※写真はかつお味噌の釜玉うどん
→ブログ ~京佃煮 津乃吉食堂 ~佃煮を使った簡単レシピ~
体に優しく、本当に美味しい食品を作り続けている津乃吉さん
また、行きたい。応援したいと思わせてくれる。そんな素敵なお店です。
京都に行かれた際には、是非立ち寄ってみて下さい。
会社名 株式会社 津乃吉
所在地 京都市東山区新宮川町通五条上る田中町507-8
電話番号 075-561-3845
定休日 日曜・祝日
営業時間 9:00~18:00
業務内容 京佃煮製造・販売
Web site http://www.tsunokiti.com/
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日本の伝統的な食文化 ”だし” を原点に
ご飯を美味しく食べられる食を提案する 津乃吉
Posted in: 日本食の紹介, traditional craft
– 2012/10/03