常滑焼を代表する伝統技法のひとつである練込(ねりこみ)を用いた
陶器を作られている 憲児窯様へ伺って来ました。
練込とは、数種類の異なる色の土を重ねて、ロクロで練り上げた物です。
これにより、自然なねじれが生じ、ひとつとして同じ物がない美しい模様ができあがります。
練込で整形した後
彫刻刀でひとつひとつ、水玉模様に削り取っていきます。
古い技法とモダンなデザイン、色合いが調和することで
他にない急須や器に仕上がっているのです。
制作工程の一部を撮影させて頂きましたのでご覧下さい。
今回、海外から来られたお客様と常滑へご一緒致しました。
陶器や伝統産品の産地へ行って見たい方がいらっしゃいましたら
日本へ来られた際は私共へお声がけ下さい。
都合が付けばご案内させて頂きます。
独創の水玉デザイン 憲児窯 常滑焼
Posted in: 陶器 うつわ, traditional craft
– 2011/04/08